
「とおく」に耳を澄ませるコンサート
開館100周年記念として、とくさしけんごがオリジナルファンファーレを作曲。開館記念日である5月1日とその翌日に、16名のトロンボーン奏者群による記念コンサートを行います。また互いに離れた場所に位置する奏者のアンサンブルに耳を澄ませる、とくさしけんごの作曲作品「とおくのアンサンブル」も再演。東京都美術館のエスプラナードや中庭に金管楽器群の生音が反響し、まるで音に包まれるような体験となるでしょう。
基本情報
2026年5月1日(金)、5月2日(土)
5月1日(金)①9:30★ ②15:00☆ ③17:40★
5月2日(土)①14:30★②16:30☆
プログラム:
とおくのファンファーレ (2026 新作初演)★
とおくのアンサンブル (2023)☆
演奏時間:約10分(予定)
東京都美術館
中庭・エスプラナード
プロフィール
作曲家。1980年青森生まれ。
『MUSIC FOR SAUNA』シリーズ、テレビ東京 ドラマ『サ道』劇伴、その他様々な分野での音楽多数。第20回日本現代音楽協会作曲新人賞、第10回東京国際室内楽作曲コンクール第一位受賞。2025年ベルリン国際映画祭短編部門にて、音楽を担当した水尻自子監督『普通の生活』が銀熊賞を受賞、サウンドトラック・ケルン映画祭にてペーア・ラーベン音楽賞特別表彰受賞。
F/T19『移動祝祭商店街』、F/T20 移動祝祭商店街『その旅の旅の旅』、東京芸術祭2023『とおくのアンサンブル』では、その場所に元々ある音と共存し、まちの環境、聴覚に補助線を入れるような音楽プロジェクトを展開した。
<メッセージ>
私はこれまでにも、奏者同士や、奏者と観客の距離が(時に大きく)離れた作品を作ってきました。
奏者は耳を澄ませて前の音を聴き取り、それを次の奏者へと伝えていく。この連鎖によって、楽曲は柔らかく駆動していきます。
また、音の反響やその距離感は、普段は意識していなかったその場所の地形や、建築物の形状に耳を澄ませるきっかけとなります。
美術館は、とおくの時代やとおくの街の、あるいは私たちの時代や私たちの街の、美意識や社会性をリレーしていく場所であり、それらに耳を澄ませる場所であると思います。東京都美術館開館100周年、前川國男氏設計による現在の建築と共鳴する音に包まれながら、ぜひ皆様それぞれの「とおく」に耳を澄ませてみてください。
私たちもまた、次の100年後から耳を澄まされています。
出演者プロフィール
出演(トロンボーン)
スタッフ