展覧会

企画展

うえののそこから「はじまり、はじまり」
荒木珠奈 展

From the depths of Ueno, a story begins―Tamana Araki

2023年7月22日(土)~10月9日(月・祝)

こどもから大人まで楽しめる、ちょっと怖くて懐かしい展覧会の「はじまり、はじまり」!
本展出品作家である荒木珠奈(1970年-)は、へんてこなかわいらしさとゾクッとする感覚が混ざり合った世界観が魅力の作家です。光と影、昔話、家や舟といった物語を想起させるようなモチーフを用いて、私たちの心の底にある懐かしい感覚や感情、記憶を揺さぶりながら、日常を越えた非日常の世界へと誘う作品を数多く発表してきました。
本展では、これまでに発表された詩情豊かな版画や参加型インスタレーションに加えて、本展のために新しく、開催地である「上野の記憶」に着想を得た大型のインスタレーション作品を制作。美術館の地下空間に、日常と非日常の境界を行き来するような不思議な体験を作り上げます。物語性あふれる作品がもたらす鑑賞体験を通じて、一人ひとりの日々の暮らしのかけがえのなさを見つめます。
会期中には、幅広い年齢を対象に、作家による造形ワークショップやアート・コミュニケータとの鑑賞プログラムなどを多数実施します。
この夏、東京都美術館の地下空間で、まるで絵本を1ページずつめくっていくように、日常と非日常の境界を行き来する不思議な旅をしてみませんか?

みどころ
○みどころ
  1. 1. 「上野の記憶」に着想を得た大型インスタレーション
    開催地である「上野の記憶」が造形物と化したかのような、見る人の想像力をかきたてる大型作品を新作。美術館の「そこ(底)」とも言える巨大な地下展示室に、日常と非日常の境界を行き来するような、不思議な旅が味わえる空間をつくり上げます。
  2. 2. 参加型作品、体感型展示
    カラフルで幻想的な展示空間が作り出す参加型インスタレーションや、現実と空想が融合したような詩情あふれる版画や立体作品などにより、ちょっと怖くて懐かしい空間を体感できる展示構成を試みます。
  3. 3. 幅広い表現活動を続けてきたアーティスト・初めての回顧展
    90年代から国内外のグループ展や個展で作品を発表してきた荒木珠奈。本展では、初期の作品から、本展のための最新作まで、荒木ならではのコラボレーションを含む、幅広いジャンルの多様な作品を網羅します。

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展覧会基本情報

展覧会基本情報

会期
2023年7月22日(土)~10月9日(月・祝)
会場
ギャラリーA・B・C
休室日
月曜日、9月19日(火)
※ただし、8月14日(月)、9月18日(月・祝)、10月9日(月・祝)は開室
開室時間
9:30~17:30(入室は閉室の30分前まで)
夜間開室
金曜日は9:30~20:00(入室は閉室の30分前まで)
観覧料

一般 1,100円 / 大学生・専門学校生 700円 / 65歳以上 800


  • ※高校生以下は無料
  • ※身体障害者手帳・愛の手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳・被爆者健康手帳をお持ちの方とその付添いの方(1名まで)は無料
  • ※9月18日(月・祝)は「敬老の日」により、65歳以上の方は無料
  • ※いずれも証明できるものをご提示ください
  • ※10月1日(日)は「都民の日」により、どなたでも無料

[サマーナイトミュージアム割引]

  • ・7月28日(金)、8月4日(金)、11日(金・祝)、18日(金)、25日(金)の17:00以降は、一般及び65歳以上は各料金より200円引き、大学生・専門学校生は無料(証明できるものをご提示ください)
主催
公益財団法人東京都歴史文化財団 東京都美術館
展覧会公式サイト
https://www.tobikan.jp/hajimarihajimari

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