連携展無料
2014年11月26日(水)~12月7日(日)
「第3回 都美セレクション グループ展公募」にて選出されたグループによる展覧会です。
[グループによる展覧会紹介]
3.11の後、私たちは鎮魂と復活を願い高揚しました。そして瓦礫処理や放射能の問題では激しく対立し断絶しました。今は大きな声は消えて凪のような静けささえ感じます。ここに見えたものは繁栄の陰に隠れていた日本の光=美しさと闇=醜さです。そのとき美術家は何をなすべきか?この経験の諸相を高密度に結晶化し後世に残すのが美術家の役目の一つであると考えました。五人の美術家が格闘する結晶化の途上をぜひご覧下さい。(企画:白濱雅也)
[出品作家]*印は代表者
安藤栄作、石塚雅子、白濱雅也*、半谷学、横湯久美
[グループプロフィール]
故郷と親類の被災を体験した白濱雅也が「美術家は何をなすべきか」を問い続けながら、社会状況と震災後の多くの展覧会や活動報告を見る中で行き着いた「結晶化」というキーワード。そしてこの言葉に符合すべく運命的に発見し出会った作家たち。