2026年、東京都美術館は開館100周年を迎えます。1926年の開館以来、当館は日本初の公立美術館として、芸術家たちの作品発表の場、世界や日本の名品と出会う場、そしてアートを通して人々が出会う場を提供してまいりました。
このたび、世界的に活躍するデザイナー・吉岡徳仁氏のデザインにより、開館100周年記念ロゴが完成しました。吉岡氏は当館の「シンボルマーク・ロゴ」を2011年にも手がけており、今回も独自の美意識により、洗練されたデザインに仕上げていただきました。今後、この記念ロゴとともに、100周年を盛り上げる、さまざまな事業を展開してまいります。どうぞご期待ください。

2011年、東京都美術館のシンボルであるロゴマークをデザインさせていただきました。
世界中の人々に親しみを感じていただけるよう、1975年に前川國男氏により設計されたキューブ状の美術館をモチーフにデザインいたしました。
この度は、開館100周年、誠におめでとうございます。このような特別な節目に、記念ロゴをデザインさせていただけたことを、大変光栄に思います。
これからも、国内そして世界から親しまれる、アートの拠点として、ますますご発展されますことを心よりお祈り申し上げます。
吉岡徳仁