お知らせ

東京都美術館 開館100周年記念ロゴについて

2025/11/6

2026年、東京都美術館は開館100周年を迎えます。1926年の開館以来、当館は日本初の公立美術館として、芸術家たちの作品発表の場、世界や日本の名品と出会う場、そしてアートを通して人々が出会う場を提供してまいりました。

このたび、世界的に活躍するデザイナー・吉岡徳仁氏のデザインにより、開館100周年記念ロゴが完成しました。吉岡氏は当館の「シンボルマーク・ロゴ」を2011年にも手がけており、今回も独自の美意識により、洗練されたデザインに仕上げていただきました。今後、この記念ロゴとともに、100周年を盛り上げる、さまざまな事業を展開してまいります。どうぞご期待ください。

東京都美術館 開館100周年記念ロゴ

吉岡徳仁氏 メッセージ

2011年、東京都美術館のシンボルであるロゴマークをデザインさせていただきました。
世界中の人々に親しみを感じていただけるよう、1975年に前川國男氏により設計されたキューブ状の美術館をモチーフにデザインいたしました。
この度は、開館100周年、誠におめでとうございます。このような特別な節目に、記念ロゴをデザインさせていただけたことを、大変光栄に思います。
これからも、国内そして世界から親しまれる、アートの拠点として、ますますご発展されますことを心よりお祈り申し上げます。

吉岡徳仁

吉岡徳仁(TOKUJIN YOSHIOKA)
デザイナー / アーティスト
1967年生まれ。倉俣史朗、三宅一生のもとでデザインを学び、2000年吉岡徳仁デザイン事務所を設立。デザイン、建築、現代美術の領域において活動。
代表作には、東京2020オリンピックの聖火リレートーチをはじめ、パリのオルセー美術館に常設展示されているガラスのベンチ「Water Block」、結晶の椅子「VENUS」、虹の教会「Rainbow Church」、ガラスの茶室「光庵」などがあり、作品はニューヨーク近代美術館(MoMA)やフランス国立近代美術館(ポンピドゥー・センター)、ヴィクトリア・アンド・アルバート博物館(V&A)など、世界の主要美術館に永久所蔵されている。
国際的なアワードを多数受賞し、アメリカNewsweek誌による「世界が尊敬する日本人100人」に選ばれている。