お知らせ
2027年 展覧会ラインナップについて
<2027年 展覧会ラインナップ>
■特別展「デュフィ展」
会期:2027年4月24日~8月22日
概要:ラウル・デュフィ(1877-1953)は、20世紀フランスを代表する、「色と光」の画家です。本展は作家の生誕150周年を記念し、パリ市立近代美術館の所蔵品を中心に、絵画だけでなく、本の挿絵、衣装、テキスタイル、家具、陶器の装飾など約150点によって、デュフィの総合的な芸術を紹介します。1937年パリ万国博覧会で、電気と光のパビリオンのために制作された大壁画《電気の精》は、装飾芸術の最高峰の一つとも称されていますが、本展では、その原型油彩画と素描のほか、没入型映像でその魅力をお伝えします。
■「都美セレクション グループ展 2027」
会期:2027年6月11日~7月3日
概要:新しい発想によるアートの作り手の支援を目的として、東京都美術館の場所性や展示空間だからこそ可能となる表現に挑むグループによる展覧会企画を公募し、審査により選出した3つのグループによる展覧会を開催します。
■企画展「中谷ミチコ展」(仮称)
会期:2027年7月23日~10月9日
概要:彫刻家、中谷ミチコ(1981-)は、独創的な表現による詩情にみちた作品で知られています。近年は優れた彫刻作品に贈られる中原悌二郎賞を最年少で受賞したほか、都内主要駅のパブリックアートを手掛けるなど、精力的に活動しています。本展では、新作を中心に《デコボコの舟》(2022年)をはじめとする代表作を紹介し、東京都美術館の空間ならではの展示を実現します。彫刻に真摯に向き合い続けてきた作家の繊細かつ豊かな表現を紹介すると共に、鑑賞者に新たな体験をもたらす機会を創出します。
■特別展「レンブラントからモネ、ゴッホ ハマー美術館展」
会期:2027年9月11日~12月12日
概要:アメリカ・ロサンゼルスのハマー美術館が所蔵する、ルネサンスからポスト印象派までの名品を紹介する展覧会です。同館の創設者である実業家アーマンド・ハマーは、生涯にわたって美術作品の収集に情熱を傾けました。レンブラントやギュスターヴ・モロー、フィンセント・ファン・ゴッホをはじめ、ハマーが厳選して収集した作品からは、時代を越えて人の営みを見つめようとする美意識がうかがえます。本展では、芸術の持つ魅力を世界中の人々と分かち合おうとしたコレクターの審美眼にも着目し、作品とコレクターの両側面から、ハマー・コレクションの魅力に迫ります。
■「新しい〈宇宙〉を見つける」(仮称)
会期:2027年11月18日~2028年1月9日
概要:「公募展のふるさと」とも称される東京都美術館の歴史を背景にテーマを設定し、当館にさまざまに関連付けられる作家や作品を新たな切り口で紹介すると共に、創作活動を広く活性化することを目指す企画展を実施します。
■特別展「ノルトライン=ヴェストファーレン美術館 パウル・クレー あいだの世界」
会期:2028年1月19日~4月9日
概要:パウル・クレー(1879-1940)は、スイスのベルンに生まれた、20世紀を代表するドイツ人画家です。本展覧会は、ドイツ、デュッセルドルフの州立美術館(通称K20)が所蔵する約120点のクレー・コレクションを核に構成されています。人や植物など具象的なモチーフを描きつつも、幾何学的な形態を駆使した抽象的な画面構成も同時に内包するクレーの作品は、総じて曖昧です。絵画と音楽、線描と色彩といった、相対立する二極の「あいだの世界」にこそ、彼の居場所があると言えるでしょう。本展覧会は、この性格に注目しながら、クレーの造形について考えていきます。
※この内容は2026年10月9日現在のものです。事業内容は変更する場合がございます。