館長メッセージ

東京都美術館へようこそ!

東京都美術館は、「アートへの入口」として、誰もが気軽に訪れることができ、「創造と共生の場」となり、「心のゆたかさの拠り所」となることをミッション(使命)に掲げています。世界の名画や現代作家の作品に出会うことができるだけでなく、子どもから大人までが楽しめるさまざまなプログラムが用意され、人と作品、人と人の対話によるコミュニケーション活動にも参加することができます。

2019年度は、新聞社等と共同で開催する特別展は、「クリムト展 ウィーンと日本 1900」、「コートールド美術館展 魅惑の印象派」、「ハマスホイとデンマーク絵画」といった世界有数の名作をご紹介する豪華なラインナップとなっております。

企画展では現代作家シリーズの第3弾として、「伊庭靖子展 まなざしのあわい」を開催します。絵画をはじめ、版画、さらに新たな試みとして映像作品を発表する予定です。作品 1 点 1 点との対話を静かに楽しむことのできる展覧会です。

美術や書などの公募団体による公募展は、今年度も260もの展覧会が開催されます。また、公募団体で活躍している現代作家を対象とした展覧会シリーズ「上野アーティストプロジェクト」の第3回展を開催します。今年は、魅力的なモチーフとして多くの作家の心を捉えてきた「子ども」をテーマに6人の作家を紹介します。そのほか、第8回を迎える「都美セレクション グループ展」では、新たな表現の可能性を探る3グループによる展覧会を6月に開催いたします。

アート・コミュニケーション事業では、さまざまなかたちの対話や出会いを通して、人間性豊かなコミュニティの形成と新しい価値の創出に向けた、各種ワークショップや鑑賞プログラムを実施いたします。

みなさまのご来館を心よりお待ちしております。

2019年4月
東京都美術館 館長 真室佳武

東京都美術館 館長 真室佳武