館長メッセージ

東京都美術館へようこそ!

東京都美術館は、「アートへの入口」として、誰もが気軽に訪れることができ、「創造と共生の場」となり、「心のゆたかさの拠り所」となることをミッション(使命)に掲げています。世界の名画や現代作家の作品に出会うことができるだけでなく、子どもから大人までが楽しめるさまざまなプログラムが用意され、人と作品、人と人の対話によるコミュニケーション活動にも参加することができます。

2021年度は、新聞社等と共同で開催する特別展は、「イサム・ノグチ 発見の道」、「ゴッホ展──響きあう魂 ヘレーネとフィンセント」、「ドレスデン国立古典絵画館所蔵 フェルメールと17世紀オランダ絵画展」といった世界有数の名作をご紹介する豪華なラインナップとなっております。

企画展では、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、会期が変更となった「Walls & Bridges 世界にふれる、世界を生きる」を開催します。表現への飽くなき情熱によって、自らを取巻く障壁を、展望を可能にする橋へと変え得た5人のつくり手たちの絵画、写真、映像作品をご紹介します。

美術や書などの公募団体による公募展は、今年度も260もの展覧会が開催されます。また、公募団体で活躍している現代作家を対象とした展覧会シリーズ「上野アーティストプロジェクト」の第5回展を開催します。そのほか、第10回を迎える「都美セレクション グループ展」では、新たな表現の可能性を探る3グループによる展覧会を開催いたします。

アート・コミュニケーション事業では、さまざまなかたちの対話や出会いを通して、人間性豊かなコミュニティの形成と新しい価値の創出に向けた、各種ワークショップや鑑賞プログラムを実施いたします。

みなさまのご来館を心よりお待ちしております。

2021年4月
東京都美術館 館長 真室佳武

真室佳武(東京都美術館 館長)