館長メッセージ

東京都美術館へようこそ!

東京都美術館は、「アートへの入口」として、誰もが気軽に訪れることができ、「創造と共生の場」となり、「心のゆたかさの拠り所」となることをミッション(使命)に掲げています。世界の名画や現代作家の作品に出会うことができるだけでなく、子どもから大人までが楽しめるさまざまなプログラムが用意され、人と作品、人と人の対話によるコミュニケーション活動にも参加することができます。

平成30(2018)年度は、新聞社等と共同で開催する特別展は、「プーシキン美術館展──旅するフランス風景画」、「没後50年 藤田嗣治展」、「ムンク展―共鳴する魂の叫び」、「奇想の系譜展 江戸絵画ミラクルワールド」といった国内外の名作をご紹介する豪華なラインナップとなっております。

毎年多彩な展覧会をお届けしている企画展では、「BENTO おべんとう展―食べる・集う・つながるデザイン」を開催します。日本独自の食文化の「お弁当」と食べることのコミュニケーション・デザインに着目し、国内外の現代作家の作品を通して子どもから大人まで、一緒に楽しめる体験型の展覧会です。

美術や書などの公募団体による公募展は、今年度も260もの展覧会が開催されます。また、昨年度よりスタートした、公募団体で活躍している現代作家を対象とした展覧会シリーズ「上野アーティストプロジェクト」の第2回展を開催します。今年は、書の鑑賞をテーマに、現代の書を紹介します。そのほか、第7回を迎える「都美セレクション グループ展」では、新たな表現の可能性を探る3グループによる展覧会を6月に開催いたします。

アート・コミュニケーション事業では、さまざまなかたちの対話や出会いを通して、人間性豊かなコミュニティの形成と新しい価値の創出に向けた、各種ワークショップや鑑賞プログラムを実施します。

みなさまのご来館を心よりお待ちしております。

2018年4月
東京都美術館 館長 真室佳武

東京都美術館 館長 真室佳武