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本日は全館休館日です 本日の開館時間 9:3017:30 本日の開館時間 9:3017:30 (特別展・企画展は休室日) 本日の開館時間 9:3017:30 (特別展のみ開室) 本日の開館時間 9:3020:00 (夜間開室) 本日の開館時間 9:3021:00 (夜間開室)
●バルテュスとは何者か
バルテュスは、自由な表現が次々と生まれた20世紀という時代に、人物や風景といった伝統的な主題を、古典的ともいえる表現で描き続けました。 扇情的なポーズをとる少女というモティーフゆえに、彼の作品はときに批判や誤解にさらされてきました。 しかしながら、身近な人々に親密なまなざしを向け、東西の美術をしなやかに取り入れる独特の感性から生み出された作品は、今なお多くの人々に愛されています。
《猫たちの王》1935年 油彩、カンヴァス 78×49.5cm
バルテュス財団(ヴヴェ、イエニッシュ美術館寄託)
©Foundation Balthus, depot Musée Jenisch Vevey
●少女の画家バルテュス
バルテュスは生涯にわたり少女を描き続けました。モデルを務めたのは、彼の身近にいた少女たちでした。バルテュスの言葉によれば、少女は「天使」であり、「完璧な美の象徴」であったのです。《夢見るテレーズ》には、目を閉じて夢の世界に没入しているような少女が描かれています。緻密に計算された構図のなかに、無垢から性に目覚めんとする少女の、一瞬の美が表わされているようです。
《夢見るテレーズ》1938年 油彩、カンヴァス 150×130.2cm
ニューヨーク、メトロポリタン美術館
Jacque and Natasha Gelman Collection, 1998 (1999.363.2). Photo: Malcolm Varon.
©The Metropolitan Museum of Art. Image source: Art Resource, NY
●バルテュスと猫
バルテュスの作品には、猫がたびたび登場します。11歳のときの物語画『ミツ』に描かれた猫との出会いから、猫はバルテュスにとって特別な存在となり、どこか神秘的な謎めいた猫を、自分の分身として画中に描き込むようになります。さまざまな絵画のなかに登場する猫=バルテュスをぜひ会場で探してください。
《地中海の猫》1949年 油彩、カンヴァス 127×185cm 個人蔵
●バルテュスと日本
バルテュスは岡倉天心の『茶の本』を読むなど、幼い頃から日本文化に関心を寄せていました。1962年にアカデミー・ド・フランスの館長として初来日した際は、浮世絵の美術書を購入したり、歌舞伎を鑑賞したりと、日本文化に触れ、やがて日本的なモティーフや絵画表現を作品に取り入れるようになります。少女が極端に右寄りに配された《読書するカティア》の変則的な構図もまた、余白を重視する日本美術からの影響といえるでしょう。
《読書するカティア》 1968-76年 カゼイン、テンペラ、カンヴァス 179 × 211cm
個人蔵 Photo: Steve Zane
●バルテュスのアトリエ
バルテュスが晩年を過ごしたスイスのロシニエールには、画家のアトリエが生前のまま残されています。 バルテュスはめったに他人をアトリエに入れませんでした。 本展では、バルテュスが実際に使用していた画材や家具を用いて、アトリエの一部を原寸で再現します。 バルテュスが描き、思考した空間の再現を通して、その唯一無二の絵画世界が生み出された背景に迫ります。
バルテュスのアトリエ ©Ikuo Yamashita
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公募団体ベストセレクション 美術 2014 ポスター
近日開催
公募団体ベストセレクション 美術 2014
2014年5月4日(日・祝)~5月27日(火)
27団体の今年の顔、151作家が一堂に
美術部門の「連携展」である「公募団体ベストセレクション 美術 2014」は、全国の美術公募団体の中から選抜した27 団体による合同展覧会で、今回が第3回目の開催となります。 有力な27美術団体の「今年の一押し作家」を横断的に展観することのできる本展は、「公募展の中の公募展」といえるでしょう。 日本画、洋画等の絵画作品から、彫刻、工芸まで、多様なジャンル・表現を涵養、発信する公募団体の「旬の作家の表現」をお楽しみください。
ミュージアムスタート あいうえの
Museum Start あいうえの
上野公園に集まる文化施設(上野の森美術館、恩賜上野動物園、国立科学博物館、国立国際子ども図書館、国立西洋美術館、東京国立博物館、東京文化会館、東京都美術館、東京芸術大学)が連携し、子供たちの「ミュージアム・スタート」を応援するプログラムです。 日本を代表する文化施設が歩いて回れる範囲に集まっている環境を最大限に活かし、子供と大人が学びあえる環境を創造します。 見る・聞く・話すなどの体験を通じて、子供たちにミュージアムの楽しさを伝えることを目的とします。
公募団体ベストセレクション 美術 2014
ミュージアムスタート あいうえの
パパママデー(託児サービス)
原作者オーシルさんが語る『キュッパのはくぶつかん』
ミュージアムスタート あいうえの
講堂
美術情報室