○みどころ
1. 英一蝶の巨大涅槃図、約170年ぶりの修理を経て、初の里帰り!
江戸に生きる人々の風俗画を得意とした一蝶が描く釈迦の入滅。表具をいれると高さは約4.8mにもなる巨大涅槃図が、1年に及ぶ本格的な解体修理を経て初里帰りします。悲しみにくれる菩薩や羅漢、さまざまな動物たちの表情やしぐさは必見です。
2. ファン・ゴッホの「ルーラン夫妻」、二人そろって日本へ
南フランス・アルルでファン・ゴッホが出会ったルーラン一家。見知らぬ土地で生活を始めた画家を支えた夫婦に、彼はどのような眼差しを向けたのでしょうか。この夫婦の肖像画が、2点揃って日本で展示されるのは初めての機会となります。
3. 世界屈指のコレクションに隠れたコレクターたちの物語をたどる。
出品作品の多くは、ボストン市民をはじめとする個人コレクターの手を経て、美術館に収蔵されました。公共心のある魅力的な人物と作品をめぐる物語もご紹介します。