展覧会

上野アーティストプロジェクト2020「読み、味わう現代の書」

Ueno Artist Project 2020: "Experiencing the World of Japanese Contemporary SHO"

2020年11月18日(水)~2021年1月7日(木)

ご来場前に、「東京都美術館における新型コロナウイルス感染症予防対策とご来館される皆様へのお願い」を必ずご確認ください。

皆さんは「書」の鑑賞はお好きですか? 読みにくいと感じたり、書のよさが分からないと思う方からは概して敬遠されがちですが、書が好きな方も、それほどでもない方でも、作品を読み、味わいながら鑑賞できる展覧会を開催します。「公募展のふるさと」と称される東京都美術館の歴史の継承と未来への発展を図るために、2017年より開始したシリーズ「上野アーティストプロジェクト」の第4弾です。
書の公募展でかなや近代詩文書を発表し、昭和から平成、そして令和に至る激動の時代を生きてきた現代の書壇を代表する作家を紹介します。新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い、さまざまな困難な状況に見舞われている現在、その背中から、私たちは何かを学ぶことができるかもしれません。会場で彼らの作品に向き合い、選び抜かれた言葉を読み、鍛えられた線による造形をゆっくりと味わうことを通して、書の鑑賞の初心者はもとより、熟練の方たちにも、まるで言葉と造形の小宇宙を旅するかのようなひとときを過ごしていただけると思います。

出品作家
榎倉香邨(日本書芸院)
岡 美知子(現日会)
小山やす子(日本書道美術院)
中野北溟(創玄書道会)
村上翠亭

主な作品

主な作品
  • 榎倉香邨《芳潤》2009年
    帝京大学書道研究所蔵

  • 岡 美知子《万葉集より(柿本人麻呂)》
    2018年(参考作品)

  • 小山やす子《伊勢物語屏風》(部分)
    2002年 成田山書道美術館蔵

  • 中野北溟《はれやか》2020年
    個人蔵

  • 村上翠亭《ガラス戸》1967年
    大東文化大学蔵

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展覧会基本情報

展覧会基本情報

会期
2020年11月18日(水)~2021年1月7日(木)
会場
ギャラリーA・C
休室日
12月7日(月)、21日(月)、29日(火)~2021年1月3日(日)
開室時間
9:30~17:30(入室は閉室の30分前まで)
観覧料

当日券 | 一般 500円 / 65歳以上 300


  • ※学生以下は無料
  • ※身体障害者手帳・愛の手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳・被爆者健康手帳をお持ちの方とその付添いの方(1名まで)は無料
  • ※「第65回現代書道二十人展」(会場:日本橋高島屋)のチケットを展示室入口で提示すると、各観覧料が100円引きになります
  • ※「大丸松坂屋アプリ」、「アプリ版ぴあ」クーポン、「チラシミュージアム」クーポン、「ミューぽん」、「graniph passportTシャツ」、「JAF」会員証、「Benefit Station」ウェブ会員証またはクーポン、「リロクラブ」会員証またはクーポンを展示室入口で提示いただくと、一般観覧料が100円引きになります(併用不可)
  • ※いずれも証明できるものをご持参ください
  • ※事前予約なしでご覧いただけます。ただし、混雑時に入場制限を行う場合がございますのでご了承ください
主催
公益財団法人東京都歴史文化財団 東京都美術館
後援
朝日新聞社、産経新聞社、毎日新聞社、読売新聞社
協力
産経国際書会、一般財団法人 毎日書道会、読売書法会

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