浮世絵は、江戸時代の庶民たちに愛好された、日本を代表する芸術の一ジャンルです。その人気は海を渡り、印象派の画家をはじめとする欧米のアーティストたちに大きな影響を与え、ジャポニスム旋風を巻き起こしたことはよく知られています。また、葛飾北斎の「冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏」は、世界で最も有名な日本の絵として、多くの人々に愛されています。
本展覧会は、質、量ともに日本の三大浮世絵コレクションと言っても過言ではない太田記念美術館、日本浮世絵博物館、平木浮世絵財団の名品をはじめて結集し、選りすぐった約450点の浮世絵版画を展示します。浮世絵版画の名品は海外に流出したと言われることもありますが、実は日本国内に世界最高水準の浮世絵コレクションが存在するのです。浮世絵の初期から幕末まで、代表的な浮世絵師たちによる名品の数々をお楽しみください。
前期展示:7月23日(木・祝)~8月23日(日)
後期展示:8月25日(火)~9月22日(火・祝)
みどころ
○みどころ
- 1. 三大浮世絵コレクションの名品が史上初めて集結
質・量ともに日本三大浮世絵コレクションといっても過言ではない、太田記念美術館、日本浮世絵博物館、平木浮世絵財団のコレクションが史上初めて一堂に会します。保存状態も抜群の名品が合わせて約450点が展示されるのは空前絶後のことです(展示替えがあります)。
- 2. 約60名の絵師の代表作で浮世絵の歴史を展観
浮世絵の祖・菱川師宣から、鈴木春信、鳥居清長、喜多川歌麿、東洲斎写楽、葛飾北斎、歌川広重、歌川国芳まで、浮世絵の歴史を網羅する総勢約60名の絵師たちの代表作を紹介します。
- 3. 重要文化財・重要美術品を含む秘蔵の逸品が目白押し
史上初の3点同時出品となる鈴木春重(後の司馬江漢)「雪月花」や、世界に唯一現存するとされる東洲斎写楽「曽我五郎と御所五郎丸」(重要美術品)など貴重な作品を惜しみなく展示。平木浮世絵財団からは、重要文化財3点・重要美術品115点も出品されます。
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展覧会基本情報
- 会期
-
2020年7月23日(木・祝)~9月13日(日)
9月22日(火・祝)
日時指定入場制
- 会場
- 企画展示室
- 休室日
- 8月17日(月)、8月24日(月)、9月7日(月)、9月14日(月)
- 開室時間
- 9:30~17:30
(入室は閉室の30分前まで)
- 夜間開室
金曜日、土曜日、8月19日(水)は9:30~21:00(入室は閉室の30分前まで)
- 観覧料
-
前売券 | 一般 1,400円 / 大学生・専門学校生 1,100円 / 高校生 600円 / 65歳以上 800円
当日券 | 一般 1,600円 / 大学生・専門学校生 1,300円 / 高校生 800円 / 65歳以上 1,000円
団体券 | 一般 1,400円 / 大学生・専門学校生 1,100円 / 高校生 600円 / 65歳以上 800円
※団体割引の対象は20名以上
- ※本展は日時指定入場制となりました。詳細は特設WEBサイトへ
- ※中学生以下は無料
- ※身体障害者手帳・愛の手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳・被爆者健康手帳をお持ちの方とその付添いの方(1名まで)は無料
- ※いずれも証明できるものをご持参ください
本展チケットは転売を禁止しております。不正に転売されたチケットに関するトラブルについては一切責任を負いませんので、ご注意ください。
- 主催
- 公益財団法人東京都歴史文化財団 東京都美術館、太田記念美術館、日本浮世絵博物館、平木浮世絵財団、日本経済新聞社、BSテレビ東京、テレビ東京
- 協賛
- 花王、損害保険ジャパン、ダイキン工業、大日本印刷、三菱商事
- 協力
- 小学館、東海旅客鉄道
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イベント情報
- ○障害のある方のための
特別鑑賞会 事前申込制
-
普段は混雑している特別展を障害のある方が安心して鑑賞できるように、休室日に鑑賞会を開催します。
- 日時
2020年8月24日(月) 10:00~16:00(入室は時間指定制)
2020年9月14日(月)
2020年8月24日(月) 2020年9月14日(月)
10:00~16:00(入室は時間指定制)
- 対象
- 身体障害者手帳・愛の手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳・被爆者健康手帳などをお持ちの方250名とその介助者(1名まで)
- 申込期間
2020年4月6日(月)〜2020年4月27日(月)
2020年7月17日(金)~2020年8月10日(月・祝)
※申込方法等の詳細は、「障害のある方のための特別鑑賞会」をご確認ください。
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