連携展無料
2016年11月26日(土)~12月6日(火)
「第5回 都美セレクション グループ展公募」にて選出されたグループによる展覧会です。
[グループ名]
キョウノドウキ展実行委員会
[グループによる展覧会紹介]
私達が当たり前に捉えている「矩形の画面に描く」と云うことについて、今一度考え直してみることで、現在の「日本画」という表現へ繋がる様々な意匠・形式の源泉が見えて来るのではないかと考えています。これらを生み出してきた過去の職人や画家達の「描く」事への動機へと想いを馳せつつ、その上で今私達が感じていること(動機)を構築し直してみようと云うこの試みは、私達の中に知らぬ間に刷り込まれている何かを炙り出してくれるに違いありません。
[出品作家]*印は代表者
糸山志泉、小名木美緒、重政啓治、神彌佐子、高木直美、高橋希和、中村あや子、東俊行、星晃、和田雄一*
招待作家:海老洋、長沢明
[グループプロフィール]
「キョウノドウキ」というタイトルの展示企画は2014年に武蔵野美術大学通信教育課程日本画コースで教鞭を執る講師陣・スタッフ・卒業生が、互いの利害関係や年齢差による意識の違いを乗り越えて、新しい表現を探求して行こうという目的で展覧会を企画したことからスタートしました。「描く」という行為への様々な動機の鬩ぎ合いの中から、今迄気付かなかったもの・無かったもかも知れないものを見つけ出して行ければと考えて活動しています。