1. 特別展
報道機関との共催により、「世界と日本の名品」に出会う大型の展覧会を開催
2. 企画展
アートとライフ(生き方、生命、生活)の深い関係に迫る「アーツ&ライフ展」、日本の現存中堅作家の活動に注目した「現代作家展」、アートとケア(新しい価値観との出会い、学び)をコンセプトに多彩な作り手を紹介する「アーツ&ケア展」の3つのテーマを基本に、毎年1つのテーマを取り上げる独自の企画による展覧会を実施
3. コレクション展
東京都美術館がコレクションとして所蔵する「書」作品を展示するほか、都立の美術館、博物館が所蔵する「東京都コレクション」を紹介する展覧会の実施
4. 公募団体展
絵画、彫刻、工芸、書などの作品を公募する団体が主催する展覧会で、年間40会期、約250団体により展覧会を開催
5. 学校教育展
教育委員会や高校・大学などの教育支援として行うもので、美術館が児童・生徒・学生の作品発表の場となる展覧会を開催
(1)上野アーティストプロジェクト
公募展で活躍する優れた現代作家を毎年テーマを決めて選定し紹介する企画展を実施
(2)都美セレクション グループ展
新しい発想によるアートの作り手の支援を目的として、企画を公募し、審査により選抜されたグループとともに、ギャラリー空間を生かした展覧会を実施
東京藝術大学との連携事業「とびらプロジェクト」や展覧会に合わせたプログラム(コミュニケーション・プログラム)、障害のある方のためのプログラム(アクセス・プログラム)などを通して「アートへの入口」を継続的に創出。同時に東京都・東京藝術大学と共に行う主催事業「Museum Start あいうえの」では上野公園の文化施設と連携をとりながら、より豊かな体験を提供できるよう事業を展開
(1)とびらプロジェクト
東京藝術大学と連携し、市民と共に美術館を拠点にオープンで実践的なコミュニティの形成を実現していくことを目的に活動。公募によるアート・コミュニケータ(愛称:とびラー)が美術館や文化財を介した新しいコミュニティの回路を作る役割を持ち、学びと実践を繰り返しながらプロジェクトを推進
(2)Museum Start あいうえの
上野公園の9つの文化施設が連携し、上野地域の文化財や文化活動の価値をより認知しやすい環境を作り、子供たちのミュージアム・デビューを応援することを目的とする。「学校プログラム」「ファミリー・プログラム」の2つのプログラムに加えて、ミュージアムを利用しづらい子供たちを招待する「ダイバーシティ・プログラム」も実施
(3)Creative Ageing ずっとび
歳を重ねても「ずっと」通いたくなる美術館を目指し、シニア世代を対象に、作品や人とクリエイティブに出会える、参加型のプログラムを企画
(4)教育普及プログラム
①障害のある方のための特別鑑賞会
障害のある方が安心して鑑賞できるよう、事前申込制で特別展ごとに開催。アート・コミュニケータがサポート
②学校連携
学校の授業や活動として来館する団体への日常的な対応や、教員のための研修会の開催、専門家向けの研修会への協力、インターンシップの受入など
③展覧会関連プログラム
東京都美術館で開催される各展覧会をより深く体験するためのプログラムを開催。講演会やワークショップ、ギャラリートークなど実施
④建築ツアー
東京都美術館の建築をアート・コミュニケータと共に歩き観察することにより、美術館に親しみその活用のしかたへの理解が深まるツアーを開催
⑤その他の様々な試み
キッズデーの実施やジュニアガイドの作成。各種フォーラムの開催やアート・コミュニケーション事業に関する事業のアーカイブ化など調査研究活動も実施
8. 佐藤慶太郎記念 アートラウンジ
東京都美術館創設に寄与した佐藤慶太郎氏の名前を冠したラウンジを運営。東京都内の美術館を中心にした展覧会などの情報にアクセスできるインフォメーション・サービスを提供。毎年テーマを決めて当館の歴史を紹介するアーカイブズ資料展示も実施
9. 美術情報室、アーカイブズ資料
図書、雑誌及び展覧会図録など約5万冊のほか、東京都美術館に関連したアーカイブズ資料約6,000件を収蔵管理し、閲覧室として運営
10. ミュージアムショップ、レストラン・カフェ
日々の暮らしをもっと豊かにする楽しいグッズを取り揃えたミュージアムショップを展開。館内で過ごすひとときを楽しむためのメインダイニング、グランドレストラン、カフェを運営