壁は橋になる
Walls & Bridges

展覧会概要・
みどころ

展覧会概要・みどころ

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展覧会概要

本展でご紹介するのは、表現への飽くなき情熱によって、自らを取巻く障壁を、展望を可能にする橋へと変え得た5人のつくり手たちです。彼らにとって制作とは、より良く生きるために必要な営みであり、文字通り精神的な糧(かて)というべきものでした。詩人の吉田一穂(よしだ・いっすい)は「熱情とは砂すら燃やすものだ」と詠(うた)いましたが、彼らのひたむきな情熱も驚くべき強さを秘めていたのです。

5人の生涯に共通するところはほとんどありません。しかし、その異なる生き様から生まれた作品のアンサンブル――絵画、彫刻、写真、映像――には、「記憶」という言葉から導かれる不思議な親和性があるように思われます。何ら交わることのなかった個の軌跡が、ともにある世界へと見るものを誘う「想像/創造」の連鎖。
本展が「生きるよすが」としてのアートの深みにふれていただける機会となることを願ってやみません。

みどころ

  • 1. 5人の多彩なつくり手たち

    東勝吉(絵画)、増山たづ子(写真)、シルヴィア・ミニオ=パルウエルロ・保田(彫刻/絵画)、ズビニェク・セカル(彫刻/絵画)、ジョナス・メカス(写真/映像)。従来考えられなかったラインナップにより、「生きるよすが」としてのアートの深みに迫ります。
  • 2. 初公開の作品の数々

    本展は初公開の作品を数多く含む展示となります。東勝吉の東京での展示は初。増山たづ子は、生前に現像されたオリジナルのプリント約400点を出品。セカルはウィーンとプラハの個人所蔵品を中心とした、そのほとんどが本邦初公開の作品です。
  • 3. 記憶をキーワードにしたユニークな展示

    記憶という言葉から導かれる不思議な親和性が感じられるユニークな会場を実現。祭壇型の展示(シルヴィア・ミニオ=パルウエルロ・保田)、箱による展示(増山たづ子)など、作品の特性を活かした展示プランを試みます。
  • 展示風景をご紹介します

  • 担当学芸員が会場を巡りながら解説します
    (ギャラリートーク)

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