壁は橋になる
Walls & Bridges

作家・作品

東勝吉顔写真

東 勝吉Katsukichi Higashi

(1908-2007)

木こりを引退した後、老人ホームで暮らしていた東は、
83歳のときから本格的に絵筆を握り、大分県由布院の
風景画の制作に没頭。99歳で亡くなるまでの16年間で、
珠玉の水彩画100余点を描いた。

作家の言葉

自分はいつも一年生だと思っています。
絵が「先生」で、絵がいろんなことを教えてくれます。
絵で一番大切なのは、色使いです。
完成は大変です。加筆は常にしています。
生きた絵を描くこと。死んだ絵を描いてはならぬ。
人物なら、目玉は最後に入れます。
ともかく描くことです。
いい絵が描けても、描けなくっても、
毎日絵を描くことです。

ゴトウ千香子「透徹した素朴画 東勝吉の素顔と魅力」、『西日本文化』、
財団法人西日本文化協会、2007年、32頁。

I always think of myself as a first-year student.
The picture is my “teacher.” It teaches me many things.
Most important, in a picture, is the use of color.
Finishing a picture is hard. I continually add touchups.
To paint a living picture. One must never paint a dead picture.
When painting a person, I paint the eyes in last.
Above all, just to paint.
I paint every day, whether the pictures turn out good or not.

Chikako Goto, “Lucid Naïve Paintings: Katsukichi Higashi, the Man and His Art,” West Japan Culture, Nishi Nihon Bunka Kyokai, 2007, p. 32.

  • 《高千穂の二上山》1995年 由布院アートストック

    Takachiho's Mt. Futakami 1995 Yufuin Art Stock

  • 《菊池渓谷》1997年 由布院アートストック

    Kikuchi Gorge 1997 Yufuin Art Stock

  • 《由布院の春》1998年 由布院アートストック

    Spring in Yufuin 1998 Yufuin Art Stock