プログラムアーカイヴズ

とびらプロジェクト・フォーラム
「コロナとコミュニティ―デジタル時代の“リアル”に関わる力」

2021年2月6日(土)

第一部

13:00~15:30(Zoom)

1) トークセッション「140名の試行錯誤 アートでつながるエネルギー」

登壇者:

西村佳哲(プランニング・ディレクター、リビングワールド代表、とびらプロジェクト・アドバイザー)
稲庭彩和子(東京都美術館学芸員 アート・コミュニケーション係長、とびらプロジェクト/Museum Start あいうえの プロジェクトマネージャ)
アート・コミュニケータ

2) パネルディスカッション
「コロナとコミュニティ―デジタル時代の“リアル”に関わる力」

登壇者:

日比野克彦(東京藝術大学美術学部長、岐阜県美術館館長、とびらプロジェクト代表教員)
西村佳哲(プランニング・ディレクター、リビングワールド代表、とびらプロジェクト・アドバイザー)
森司(公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京 事業推進室 事務調整課事業調整課長、とびらプロジェクト・アドバイザー)
稲庭彩和子(東京都美術館学芸員 アート・コミュニケーション係長、とびらプロジェクト/Museum Start あいうえの プロジェクトマネージャ)
伊藤達矢(東京藝術大学 社会連携センター 特任准教授、とびらプロジェクト/Museum Start あいうえの プロジェクトマネージャ)

第二部

15:45~17:00(Zoom)

とびラボオープンセッション

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当日の映像はこちら
  • パネルを立てる等、感染拡大防止対策を講じて行ったフォーラム
  • 「とびラジオ」について話す登壇者のとびラー
  • 映像制作会社のスタッフが、オンライン配信をしている様子
  • 遠隔地から参加する登壇者、プロジェクト・アドバイザー、リビングワールド代表の西村さん
  • とびラボから生まれたプログラムについて話すとびラー
  • 西村さんと話す他の登壇者
  • 手話通訳付きのオンライン配信の様子
  • オンライン上で行われたフォーラム第2部の様子

とびラーによるワークショップ
「とびラジオ」とびラーが語る5つの浮世絵

「とびラジオ」は、2020年9月14日に実施された、障害のある方のための特別鑑賞会にて公開された音声コンテンツです。とびラーが「The UKIYO-E 2020 ─ 日本三大浮世絵コレクション」展の作品から思いをめぐらし独自に創作し、参加者にオリジナルストーリーをお楽しみいただきました。

公開期間

2020年9月14日(月)~9月22日(火)

「The UKIYO-E 2020 ─ 日本三大浮世絵コレクション」展

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  • 特別鑑賞会当日に配布する資料を準備するとびラー
  • 消しゴムはんこを使って、特別鑑賞会当日の資料を作成するとびラー
  • 「とびラジオ」のラボメンバー
  • 「とびラジオ」のチラシ
  • 特別鑑賞会当日、出口付近に置かれた「とびラジオ」の資料

とびラーによるワークショップ
CozyCozy アート・ワークショップ「ようこ書!美術館」

「読み、味わう現代の書」展の鑑賞や館内の散策を行い、美術館で「お気に入り」を見つけるワークショップです。小学生~中学生のこどもとその保護者を対象に実施しました。

2020年12月6日(日)

上野アーティストプロジェクト2020「読み、味わう現代の書」、東京都美術館コレクション展「読み、味わう昭和の書」

  • 展示されている作品をモチーフにしたオリジナルの「はれやか体操」
  • 様々な道具を使って、墨で線や丸を描くこどもたち
  • 書の作品をグループで鑑賞している様子
  • とびラーと一緒に書の作品を鑑賞するこども
  • iPadを使って、野外彫刻を撮影しているこども
  • みんなで書いた墨の作品から、お気に入りの場所を切り取る参加者
  • 参加者に事前に配布した「パンダノート」
  • 額に入れた墨の作品と、参加者の活動の記録が詰まった「パンダノート」

とびラーによるワークショップ
みんなで作る!とびらくご

2021年1月7日公開
とびラーの発案により、とびらプロジェクトの活動を“落語”にしたオンラインコンテンツです。落語家の三遊亭わん丈さんを監修に迎え、とびらプロジェクトの日々の活動の中で出会う気づきや感動を手がかりに、約2カ月でひとり1本の落語を作成しました。下記リンクで公開中です。
詳細はこちら
  • 講師として迎えた、落語家の三遊亭わん丈さん
  • とびラーの前で話すわん丈さん
  • とび落語の練習会の様子
  • 一人ひとりの落語にアドバイスするわん丈さん
  • 高座に上がり、本番さながらの様子で落語の練習をするとびラーたち
  • わん丈さんのアドバイスを受けて、メモを取るとびラー
  • 「とびらくご」の録音の様子
  • 「とびらくご会」で落語を披露するとびラー

藝大関連プログラム:藝大生インタビュー(計10回)

とびらプロジェクトでは、毎年東京藝術大学の学生をとびラーが訪ね、卒業制作・修了制作を行う藝大生の制作活動を取材しています。

日時

2020年11月~2021年1月

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  • 制作中の現代模写作品のそばで話をする藝大生 2020年10月29日(木)
  • 卒展に向けて制作中の作品を見ながら話す藝大生 2020年12月2日(水)
  • これまでの経験や、制作中の作品について話す藝大生 2020年12月4日(金)
  • 藝大生が制作した油画の作品が展示されているアトリエ 2020年12月11日(金)
  • 制作中の作品の隣で笑顔を見せる藝大生 2020年12月11日(金)
  • 卒展に向けて制作中の日本画の作品 2020年12月11日(金)
  • 卒業制作作品の「指展示ピアノ」を弾く藝大生 2020年12月15日(火)
  • 卒業制作で使う人形を持ち、インタビューに答える藝大生 2020年12月16日(水)
  • 地図で説明しながらインタビューに答える藝大生 2020年1月8日(水)

Museum Start あいうえの

上野公園に集まる9つの施設が連携し、こどもたちのミュージアム・デビューを応援するプロジェクト。連携館は上野の森美術館、恩賜上野動物園、国立科学博物館、国立国会図書館国際子ども図書館、国立西洋美術館、東京国立博物館、東京文化会館であり、東京都美術館と東京藝術大学が推進役となって実施しています。

Museum Start あいうえの公式ウェブサイト:https://museum-start.jp/

●ファミリープログラム:ムービー部オンライン上映会
「ムービー部」とは、参加者が上野公園やミュージアムの魅力を、約1分間のショートムービーにして配信する“ミュージアム・チューバ―”となるプログラムです。2019年度に全5回の予定で進められましたが、3月に予定されていた最終回の上映会だけが、コロナ禍の影響で見送られてしまい、今回Zoom(ウェブ会議システム)を導入し、上映会を実施しました。
  • オンライン上の参加者に話す、講師の森内康博さん
  • ムービー部オンライン上映会に参加しているとびラーとプログラム参加者
  • 参加者の話を笑顔で聞く森内さん
  • ムービー部での体験をふりかえる時間
  • 上映会の司会を務めた、森内さんとあいうえののスタッフ
  • チームごとに、制作した映像を発表する参加者たち
●ファミリープログラム:上野へGO! ステップ1 オンライン
「上野へGO!」は、オンラインで参加する「ステップ1」と、実際にミュージアムへ出かける「ステップ2」がセットになったプログラムです。
はじめに参加する「ステップ1」は、オンラインで作品鑑賞を楽しむワークショップです。とびラーと一緒に名画を見て、作品を見る楽しさを体験しました。

2020年8月1日(土)、2日(日)

①10:30~12:00 小学校1年生~3年生
②13:30~15:00 小学校4年生~6年生・中高生

2020年11月8日(日)

①10:30~12:00 小学校1年生~3年生
②13:30~15:00 小学校4年生~6年生・中高生

2020年12月5日(土)

①10:30~12:00 小学校1年生~3年生
②13:30~15:00 小学校4年生~6年生・中高生

  • オンライン上の参加者に挨拶をする学芸員 2020年8月1日(土)
  • ゴッホの《糸杉》を鑑賞している様子 2020年8月1日(土)
  • 葛飾北斎の《富獄三十六景 神奈川県沖浪裏》を鑑賞している様子 2020年8月1日(土)
  • ミュージアム・スタート・パックの説明 2020年8月1日(土)
  • オンライン上の参加者に笑顔で話す学芸員 2020年11月8日(日)
  • 鑑賞する作品について話すとびラー 2020年11月8日(日)
  • 尾形光琳の《風神雷神図屏風》を鑑賞している様子 2020年11月8日(日)
  • 吉田博の《東京拾二題 金魚すくい》を鑑賞するこどもたち 2020年12月5日(土)
●ファミリープログラム:上野へGO! ステップ2 リアル
「ステップ2」は、「ステップ1 上野へGO!―オンライン」に参加した人のためのプログラムです。上野公園の中から好きなミュージアムを見つけて、実際に出かけます。事前に気になる展覧会をチェックして、その日の体験を他の参加者とシェアしました。

2020年8月22日(土)

10:00~16:50

2021年3月26日(金)

10:00~16:50

  • 参加者の前で話すあいうえののスタッフ 2020年9月13日(日)
  • ミッションと青い色チップが貼ってある「指令書」 2020年9月13日(日)
  • 展覧会で探してきた「あお」色のものについてとびラーに話すこども
  • 参加者が書いた冒険ノート 2020年9月13日(日)
  • 冒険ノートを書いている親子 2020年9月13日(日)
  • 指令が書かれたシールと、赤いチップが貼られた指令所 2020年12月5日(土)
  • 部屋の壁に飾られた様々な「あか」色のものを見る参加者 2020年12月5日(土)
  • 展覧会が中止になった展示室での特別プログラム「展示室探検」 2020年12月5日(土)
  • 学芸員のお仕事道具を手に取るこども 2020年12月5日(土)
  • ビビハドトカダブックを参加者に見せるとびラー 2020年12月5日(土)
  • 色鉛筆を使って冒険ノートを書くこども 2020年12月5日(土)
●アンバサダー企画:とびラーがつくる「あいうえの」
「あいうえの」の主催プログラムとは別に、こどもを招待するところから、ミュージアムを一緒に冒険し、記録をつくり、ふりかえるところまで、とびラーが考えて作るプログラムです。

2020年9月26日(土)

10:00~11:00

●学校プログラム:うえのウェルカムコース
上野公園のミュージアムの楽しみ方を知る・学ぶことができる学校向けプログラムです。授業のねらいや目的にあわせた幅広い活動を行っています。

2020年8月24日(月)、9月12日(土)、10月22日(木)

東洋女子高等学校との連携授業~ブレンディッド・ラーニング実践事例~

2020年度に実施したブレンディッド・ラーニングは、「オンライン」での作品鑑賞プログラムと、実際にミュージアムを訪れる「リアル」のプログラムを組み合わせた新しい学びの形です。

2020年8月24日(月)

「鑑賞力講座」(オンライン)

2020年9月12日(土)

「SDGsとミュージアム」(オンライン)

2020年10月22日(木)

都内10カ所のミュージアム訪問(リアル)
鑑賞テーマ「100年後に遺したいものを探そう」

  • 葛飾北斎《富獄三十六景 神奈川沖浪裏》を鑑賞している様子 東洋女子高等学校 2020年8月24日(月)
  • 鑑賞についてレクチャーしている様子 東洋女子高等学校 2020年8月24日(月)
  • 「SDGsとミュージアム」というテーマで話をする学芸員 東洋女子高等学校 2020年9月12日(土)
  • 美術館の講堂であいうえののスタッフの話を聞く生徒たち 東洋女子高等学校 2020年10月22日(木)
  • 指令書を見る生徒 東洋女子高等学校 2020年10月22日(木)
  • 美術館の模型の前で生徒たちに話すとびラー 東洋女子高等学校 2020年10月22日(木)
  • 講堂の壇上で話すあいうえののスタッフ 東洋女子高等学校 2020年10月22日(木)
  • 展覧会が中止になった展示室で「展示室探検」をしている様子 足立区立高野小学校5年生 2020年11月9日(月)
  • 美術館を巡って気づいたことや発見をメモする児童 足立区立高野小学校5年生 2020年11月9日(月)
  • 美術館の建築を見てメモをとる児童たち 台東区立浅草小学校5年生 2020年12月17日(木)
  • 野外彫刻をグループで鑑賞している様子 台東区立浅草小学校5年生 2020年12月17日(木)
  • 野外彫刻を見てメモをとる児童 台東区立浅草小学校5年生 2020年12月17日(木)
  • 美術館の天井を見上げている児童 台東区立浅草小学校5年生 2020年12月17日(木)
  • グループで野外彫刻を鑑賞している様子 北区立田端小学校6年生 2020年12月17日(木)
  • 美術館の壁にある「打ち込みタイル」を指さしている児童 北区立田端小学校6年生 2020年12月17日(木)
  • 展示で使う道具を見る児童たち 北区立田端小学校6年生 2020年12月17日(木)
●ダイバーシティ・プログラム:やさしい日本語プログラム
「うつくしい文字ってどんなかたち?」
やさしい日本語プログラムには、海外にルーツがあるこどもたちと日本にルーツがあるこどもたちが一緒に活動します。多様な言葉を持つ人たちが参加するこのプログラムでは、「やさしい日本語」を使用しています。今回は書の作品を通して“美しさ”について考えるプログラムを実施しました。
ダイバーシティ・プログラムの詳細はこちら
  • 様々な道具を使って線を書くこども
  • 「うつくしさ」についてチームで共有するこどもたちととびラー
  • とびラーと作品を見る参加者たち
  • 書の作品を見るこどもととびラー
  • 金の屏風の作品を鑑賞する参加者
  • 作品を見てメモをとるこども
  • 台紙を選ぶこども
  • 参加者が制作した、韓国語で書かれた書の作品
  • 自分で書いた書の作品を台紙に張るこども
  • 細い筆を使って文字を書くこども
  • 作品を発表する参加者と、発表内容を英語通訳する三坂慶子さん
  • 参加者が制作した書の作品

建築ツアー

「建築ツアー」は、建築家・前川國男による当館の建物の魅力を知ってもらうツアーです。45分間程度をかけ、とびラーの案内で当館内外のみどころを散策します。ガイドを務めるとびラーそれぞれのオリジナリティが発揮された独自のツアーを展開しています。

2020年5月16日(土)

14:00~14:45

2020年9月19日(土)

14:00~14:45

  • ソーシャルディスタンスを保ちながらツアーするとびラー
  • iPadを使って案内をするとびラー
  • 天井のほうを指して説明をするとびラー
  • 公募棟の休憩室でツアーをしている様子
  • 公募棟の休憩室の椅子に座って話すとびラーと参加者
  • 感染拡大防止対策のため、インカムをつけてツアーをするとびラー
  • 建築ツアーの参加者と話すとびラー
  • 屋外で話をしているとびラー

障害のある方のための特別鑑賞会

普段は来場者が多く混雑している特別展を障害のある方が安心してゆっくり鑑賞できるように、休室日に「障害のある方のための特別鑑賞会」を実施しています。事前申込制で、特別展で各1回、今年度は計2回実施しました。

2020年9月14日(月)

10:00~16:00

「The UKIYO-E 2020 ― 日本三大浮世絵コレクション」

2021年3月22日(月)

10:00~16:00

「没後70年 吉田博展」

  • 特別鑑賞会の受付の様子(浮世絵展)
  • 特別鑑賞会の様子
  • 浮世絵の作品を鑑賞する参加者
  • 壁に沿って展示された作品を、順に見ていく参加者たち
  • 「美術館でつながるお手紙プロジェクト」で参加者が書いた手紙
  • 「吉田博展」で作品を鑑賞する参加者
  • 参加者がエレベーターに乗るのをサポートするアート・コミュニケータ
  • アート・コミュニケータと一緒に作品を鑑賞する参加者

展覧会関連プログラム

当館で開催される特別展、企画展、上野アーティストプロジェクト、コレクション展を深く理解し、より豊かに楽しんでもらえるよう、開催期間中に様々なプログラムを行いました。

●ダンス・ウェル(オンライン・プログラム)(特別展「没後70年 吉田博展」)

ダンス・ウェルは、パーキンソン病と共に生きる方を対象に、イタリアのCSC現代演劇センターの主宰により始められたダンス・プログラムです。作品や展示区間などをゆったりと味わい、そこから思い浮かんだイメージや感覚を、からだ全体を使って表現します。今回は初めてオンラインで開催しました。

日時:
2021年2月23日(火・祝)、28日(日) 14:00~15:00
講師:
白神ももこ(振付家、演出家、「モモンガ・コンプレックス」主宰、ダンス・ウェルティーチャー)
酒井直之(ダンサー、映像作家、ダンス・ウェルティーチャー)
  • 作品の前でパフォーマンスをするダンサー 2021年2月23日(火・祝)
  • 展示室での事前撮影の様子 2021年2月23日(火・祝)
  • 版画を「彫る」様子をダンスで表現するダンサー 2021年2月23日(火・祝)
  • 参加者の様子を確認する酒井さん 2021年2月23日(火・祝)
  • ダンス・ウェルの司会、学芸員の下倉久美さん 2021年2月23日(火・祝)
  • 参加者に語りかける、ダンス・ウェル講師の白神ももこさん 2021年2月28日(日)
  • 吉田博の作品のイメージに合わせて動くダンサー 2021年2月28日(日)